【SEO】今のGoogleは文字数さえ多ければ上位表示できる。
最近のGoogleのランク付けはクソ。
2016年10月現在、Googleの順位付けはクソを極めている。
その代表は、転載であるはずの「まとめサイト」「キュレーションサイト」が、オリジナルのサイトよりも上位に来るという問題だ。
「まとめ オリジナル 上位」なんて検索すれば、そういった案件はたくさん出てくるし、面白いことに、こんな検索結果さえもツイッターの案件を転載しまくっただけの転載サイトが上位に表示される。
クソすぎる。
本来はまとめサイトは上位に来ない
通常、googleのウェブマスターガイドラインから言えば、サイトはオリジナルコンテンツを展開すべきであり、コピーコンテンツだらけのページは検索上位に配置されるべきコンテンツではない、とされている。
なのに、上位表示されている現実。
ギエピー
表面上はまとめのほうが利便性が高い
例えば「野球のルール」で検索したとき「Aのサイトでは攻撃時のルールが書いてある」「Bのサイトでは守備時のルールが書かれている」とする。
この二つのサイトをどこぞのまとめサイトが「野球のルールまとめ」などとして転載する。検索者が「野球のルール」という検索ワードで検索するとすれば「野球のルールまとめ」のページこそが、表示されるべきであると考えるのは当然である。
googleにとっての使命だけを考えるのならば「検索ワードの本当の意図を理解して、適したページを表示すること」という命題に対して間違った行為ではない。
だからと言って
ただし、引用ばかりのサイトが上位に表示されていいわけがない。googleは使命より前提にある「倫理」を守らなければならない。今のgoogleにはその考え方が抜けている。お前らはwebを管理できていない天才集団(笑)か。いや、転載集団か。
このままのgoogleの体制が続けばweb、特に文章をメインにしたサイトの将来は暗く、ついてはIT業界にダメージを与える。
このままの体制が続けば、極論「ネット上の野球ルールに関するすべてのページを1ページにまとめたサイト」が登場することになる。さらに恐ろしいのは、今のgoogleであれば、そんなサイトが出てこようものならそんなサイトを上位にすることが目に見えるのが恐ろしい。
実際にまとめサイトを作って試してみた。
上記から私はgoogleのSEOをするのがバカバカしくなった。
結局、コンテンツがオリジナルだろうが何だろうが、クエリに関連する内容がたくさん書いてあればいいのだ。加えて「クエリに対する回答になっているか否か」はgoogleも機械であるがゆえに正しいか否かは見ていない。むしろ、世の中には正解の中いことがたくさんあるゆえに、そんな判断は今後もできてないだろう。
つまりは、内容が正しかろうが間違っていようが、ただの私信であろうが、長文を書けば書くほど評価が高いのだ。
と考えたものの、これだけでは過程に過ぎない。
私は、実際にまとめサイトを作って、上位表示が可能なのか、アクセスが集まるのかを実験してみた。
背景
まずは下記のプログラムを書いた。
・URLから2chのHTMLソースを取得・分析し、アンカー(>>2など)があればその対象レスの下に移動して読みやすくする。
・画像へのリンクがあれば、その画像を自分のサーバーにダウンロードし実際リンクの変更、imgタグに囲みユーザーがリンクをクリックしなくても画像を見やすくできる形に。
・不要なレスや無修正画像は削除できるよう、「非掲載レス」を選択できるように。(実験のためなるべくレスを抜く作業は控えた)
このプログラムによってURLのコピペと無修正などの画像を削除するために検閲するだけで約3万文字の記事が誕生する。URLコピーから完成まで1記事に対して1分で完成。
正直、1分で作った3万文字の記事が上位表示されるなら、真面目に記事を作ることなんてバカバカしくなる。
この調子で、独自ドメインをとって、一日5記事程、3日ほど続けてみた結果が次である
見事、上位表示
3日目で100PV/日。前二日も100弱のPV。
厳密には順位はチェックしてない。クエリによって違うだろうし、各クエリで調べるのは今回の実験においてあんまり意味はない。
上位表示されたという根拠は「アクセス数」。新規ドメイン3日目で100PV/日を達成したというのは、1位とまではいかずとも、いずれかのクエリで上位表示、1ページ目表示されていることは間違いないと想定。
この数は私が真面目に作っているサイトの半年目でも達成できてない。20PV/日だ。
新規ドメインかつ、トータル15分で作られた記事で月間計算3000PVも稼げるというのはなかなかに悪くない数字だというのは、経験のある方ならわかってもらえると思う。
結論:googleはクソ。
PVを求めてSEOすることはもはや意味はない。というのが自分の中で確定した。
PVを求めるなら、コピペでもしまくって文字数を増やしまくれば簡単で、もっと言えば、私のようなプログラムを使えば5分で15万文字が完成する。
いずれは手動ペナルティを受ける可能性もあるが、既存のまとめサイトやキュレーションサイトが全滅するくらいの、いわば革命が起きてからだと思われるので、何かの目的があってサイトを運営しているというより、PVを集めることが第一だというのであれば、文字数だけ対策すれば簡単にPVは稼げる。
また、まとめ系サイトについては、先日のwebmaster office hourにて言及されている。
元動画は下記の19分ジャストから見てほしい。
総括すると「キュレーションサイトが上位に来ているからといって、googleが容認しているわけではない。が、すべてのキュレーションサイトが低クオリティだったりユーザビリティを下げているとは思っていない」「これからも調査を続ける」というがあり、つまりは、工夫すればまとめサイトも認めるという発言だとみている。
なので、いますぐにまとめサイトに対してgoogleがペナルティをつけるともみられない。
ましてや、googleは99%以上が機械での判断をしているため、少し文章を改変すればそれがコピペなのか同課なんて判断できない。
むしろ、できるようなら公式の人が調査しますなんて発言するより早くペナってるはずである。
そして、もう一つ言えるのは、googleにおけるSEOはあくまで手段であるということ。
ペナったからと言ってそのサイトが終わりというわけではない。
相互RSSもあるし、まとめアプリからの流入も見込める。
これはまとめサイトに限らず、googleSEOが唯一の流入手段のようにとらえているが、必ずしもそうではなく、googleの気まぐれに振り回されないように、日ごろからgoogle以外からの流入も視野に入れておいたほうがいい。
PV≠コンバージョン
上記のように文字数によってPVを得ることができたが、PVが多いからと言ってコンバージョンが上がるかといえばそうではなかった。
むしろ、上記の20PVの本気サイトのほうがコンバージョンは高い。3日だけの実験だけど。よって、コンバージョンを求めるのであれば、googleのクソランクやそれに対抗するSEOを気にするよりもコンバージョンをが上がるようにサイト構成に尽力すべき、という結果も見えてきた。
もうSEOを気にしない
googleがもっと正常に判断してくれればコンバージョンがもっと上がるのに!といっても、googleは外部要因。自分が決めれることではない。
自分が頑張れるのは内部要因。コンバージョンが上がるようにサイトをいじることだけだ。
googleのランク付けにもヘキヘキしたし、頑張ってもコンバージョンが上がるわけでもない。むしろ、コンバージョンをあげてあげて、ユーザビリティを高めた時、気づけばPVも上がっているものだと思う。
もうSEO気にせず、コンバージョン上げよう。