【SEO】上位表示するには結局「文字数」だという話。キーワードに応えるだけではダメ。
Googleは言った「上位表示するのに適切な文字量なんて無いよ」
果たしてそうなのか。
結論を先に言えば、「ユーザビリティの低いサイトに文章量で負けてしまう現状がある」という話をする。
ワイのサイトはコレや!
私が運営しているのはGameToBuyというゲームの最安値発見サイト。
価格コムがあまりにも最安値を叩きだしていないことが多かったので作った。
サイト名が示す通り、狙っているビッグキーワードでは「ゲーム 価格」。
ゲームの最安値を探す人に、アッチよりも最安値を教えて上げたい気持ちで作っているので、このクエリがベストかと思い運営中。
運営開始は16/8/1。まだ一ヶ月立っていない。
それ故もあるかもしれないが、「ゲーム 価格」で検索すると圏外。
やはり、価格コムは最上位に表示される。
スモールキーワードでは各ゲームページに対して「(ゲーム名) 価格」で検索してもらった時に表示されればと思っているが、そんな検索数が少ないようなキーワードでも50位くらい。
「ポケットモンスター オメガルビー 価格」で検索した際は下記の通りの順位である。
せめて1ページに表示されてくれないと、ほとんど流入はない。
価格コムに負けるのはいいとして、当サイトの各ゲームの価格ページに関しては、その50位以内に出てくるようなアフィリエイトブログの「最安値はアマゾン」とだけのクソみたいなリンクと、通販サイトの商品説明のコピーを貼るだけのサイトに負けるのが納得がいかない。
そんなクソブログよりも「価格」に関しては詳細に書いてあるのに、「価格」クエリで負けるのはなぜなのか?と半分イライラしながら考察をしてきた。「クエリに応えるサイトを上位にする」というのは嘘だったのか?「ユーザビリティ第一主義」はどうしたのか?
例えば、下記ページを見てもらえればわかると思うが。ポケモンサンについては96店舗中売切を除く実際に販売中の24件の通販サイトの価格、付与ポイント、送料、実質価格を記してある。
一方で「ポケットモンスター サン 価格」で検索したときに上位に出てくるブログを見ていただけるとわかると思うが、内容のないブログのほうが上位に来る。
なんでクソみたいなアフィリエイトサイトに負けてるんや!
ドメインオーソリティなどがあるにしても、また当サイトに於いて価格情報がメインであるためにオリジナリティのある文章がないにしても、googleのいうように「クエリの意図を理解してユーザーを満足させるページが上位に表示させる」「文字数は関係ない」「オリジナリティ・ユニークさよりもユーザービリティ」という言葉を考えると、どう考えてもクソみたいなブログよりも価格を知りたい、ちょっとでも安くしたいユーザーのクエリ「ゲーム名 価格」には答えれていると思っているんですがどうでしょう?
考えられる原因
なぜ価格なんてほとんど載せず「常にアマゾンが最安です」と掲載しているだけのサイトに、クエリ「価格」で負けてしまうのか、いろいろ理由は有るだろうが、いくつか上げてみる。
- 当サイトは価格情報がメインなのでオリジナルとなる文章がない。結局SEOは文章(センテンス量)次第である、という証明。まとめサイトも結局手動ペナルティ以外は上位表示されるよね。
- 外部リンク量
- ページ数
- ドメインエイジ
こんなところ。
要は、1番以外、実質クエリに答えられるかどうか以前に、開設して間もないサイトはブラックハットでもしないかぎりほぼ対応しようがないという状況で、結局無いと言われていた「エイジングフィルター」が目に見える。
そんなワイのサイトにもgoogleが「価値」を認めてくれるコンテンツがあった。
スモールキーワードであるが、googleがオリジナリティを認めてくれるキーワードを発見した。
どんなアフィサイトでも記載していない文言・情報がある。
それは「実質価格」である。
上記のサイトを見ていただければわかるが、表示価格+送料-付与ポイント=実質価格としてサイトに掲載してある。
「どんなサイトでも実質価格まで掲載しているサイトはないやろ」と思い、「ゲーム名 実質価格」で検索するとほぼ、想像どうり上位表示される。
「他のサイトが実質価格について記載してないだけだろ」と思われるかもしれないが、他のサイトには記載は一部あるものの、実質価格についての記載は甘く、当サイトが量としては多い。
よってgoogleは「ゲームの実質価格を調べるならこのサイトが詳しいで」と言ってくれているのである。まあそんな検索する人自体がいないけど。
価格と実質価格は必ず同じだけの情報量になっている
実質価格は必ず本体価格の横に書かれているので、情報量として「実質価格=本体価格」だ。
よって、当サイトだけで測定した時の「人に与えている価値」は「実質価格」も「価格」も同等であると見られる。どっちもただの数字だし、文字列のようなちょっとした言い回しの違いや、文章の長さによる価値の違いは起こらないだろう。
なのに、検索した際に順位が違うということは?
やはり相対的な情報量が重要
ということである。一言で言えば、全体的な文字数だ。
クエリに応える文章量、情報量が多いほうが強いかと思われるが、私のサイト以上に「価格情報」が乏しく、量も少ないサイトのほうが上位に来るという状況を見ると、クエリに対する回答よりも文字量のほうが重要だ。
もちろん、クエリに関係する情報である必要はある。
クエリにある程度答えて、他のコンテンツを充実させている方が良い。
例えば価格サイトで言えば、関連コンテンツとして商品の見どころや、レビューである。
その時、必ずしもクエリに関してだけ文字数を伸ばす必要はない、という現状の答えだ。
価格というコンテンツに対してのみ1000文字で構成されているページと価格については200文字しか無いが関連項目があと1300文字有るようなページでは後者のほうが文字数が多いという判定で「価格」クエリに対しても上位表示される可能性が高い。
と今のサイトを運営する上では感じる。
クエリに答えてもダメ
特にキーワードプランナーでキーワードをしっかり選んで記事を作っている人は、そのキーワードについてだけ書いていては勝てない。
1+1を検索した時には「2です」と書かれたサイトよりも
「2です。ちなみに1+2は3です」と書かれたサイトのほうが上位にくるだろう。
違う例では国語辞典とwikipedia情報をgoogleに掲載した時どちらが勝つか。目に見えてwikipediaである。
両者を「パソコン」で検索した時、パソコンとは何なのかは国語辞典で調べても分かるが、国語辞典では多くて50文字有るかどうかの情報しか無い。しかし、wikipediaで調べれば関連する情報も掲載されている。無駄な知識ではなく「パソコン」で検索する人が知りたくなるような関連情報郡がそこにある。
その関連情報こそがgoogleが求めるユーザービリティなのである。
わたしのサイトは価格を知りたいというクエリに対して価格、送料、ポイントを正確に提供してきたが、現状それがgoogleから良しとされていない。
コピペに一言二言リライトしただけで「価格はアマゾンが一番安かった」と付け加えただけの内容を掲載しているブログのほうが「価格」クエリに対して正確な答えを出していると判断されている。
価格コムに関しては・・・外部リンクやドメインエイジが桁違いなので比較するべきではないだろう。
また、「現状においてはコピペでも情報量が多いほうが勝つ」ということも言える。
上記にも書いたとおり、まだまとめサイトが上位に来るのを目にする。現在のgoogle botにはコピペを正確にコピペとして認識できないとの噂である。
ちょっと文章を入れ替えてみたり、文字をリライトするだけで同じ文章とはいえないと感知するため、実際に人の目で確認して手動ペナルティにするかしかない、とのことである。
例えばこの下にSEOの歴史でも書いて1万文字にすれば、ユーザーはそんなことは興味ない!というだろうがSEOとしてのスコアは上がると思われる。
ユーザービリティとは項目数を増やすのではなく、いかに掘り下げるか
ということだろう。
SEOではなくXEO(体験を適正化されたコンテンツ作成)をするべきだと言われている。
XEOとは、そのページを見た人の人生に影響出来るページを作ることだ。
例えば、その商品の発売日だとか、状態であるとか、一件必要と思われる情報よりも、ウンチクのような長い文章のほうが良しとする。
まとめ
全て、今のわたしのサイトが受けている順位とクソブログが上位に来る理由を考察したところから来る持論である。ご存知の通り、SEOに正解はない。
もしかしたら、わたしのサイトにエイジングフィルターがかかっているだけであり、数ヶ月するとちゃんとクソブログに買っているかもしれない。
が、ここでは、いま現状考えられるSEO手法として
「検索クエリに応えるページよりも、関連情報も充実した長文のほうがSEOに強い」
ということをお伝えしておく。