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Amazon primeが切れたらヨドバシ.comに移行しちゃう?比較スコアリングしてみた

Amazon Prime値上げしたし払いたくない

Amazon Primeの年会費が2019/04/12をもって3900円から4900円に値上げされた。

私は現在3900円の時に送料無料&お急ぎ便を主な目的として入会しており2020/03頃までPrime会員であるのだが、次更新するか?と言われれば正直しない。

4900円払うくらいならヨドバシ.com使えばいいんじゃないの

ヨドバシ.comなら、そんな年会費なんか払わなくてもボールペン一本から送料無料で即行で(最短当日、おおよそ翌日)配達してくれる。

これならamazonに4900円も払って送料無料にすることないんじゃない?そんな疑問が常日頃から頭をめぐっていた。

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ヨドバシ.comならボールペン1本でも送料無料
なのでAmazon(Amazon Prime)の代替案としてヨドバシ.comがアンサーになるのかを比較してみることとした。ついでに楽天市場も比較してみる。

Amazon vs ヨドバシ.com vs 楽天市場

通販サイトとしての比較表を自己判断に基づきスコアリングをした。

会費 送料無料条件 通常送料 配達の速さ 商品価格 商品の豊富さ   合計ポイント
Amazon 無料 2000円以上 400円 発送後1-4日 -2
Amazon Prime 4900円/年 無料 無料 当日~翌日 2
ヨドバシ.com 無料 無料 無料 当日~翌日 ○~◎ 4
楽天市場 無料 店による 店による 店による   -2
楽天プレミアム 3900円/年 店による(500円以内) 店による 店による   -4
*黒字:-1ポイント 赤字+1ポイント

優れているポイントを赤字とし、そうではないポイントを黒字、

また赤字は1ポイントとしたが、黒字は0ではなくデメリットとみて-1ポイントとした

比較総評

スコアリングとしてみた時にAmazonはPrime料金を払ってさえもヨドバシ.comの通販的な利便性にはかなわないという結果であった。

また楽天市場については楽天市場・楽天プレミアム(年会費3900円で対象店舗の送料500円までポイント還元されるシステム)ともに「店による」という評価になってしまっているが、Amazonやヨドバシ.comの規模感と比較しても、発送は遅く、送料も高額品以外はかかってしまう商品ばかりである。個人店の集まりであるが故だ。

唯一楽天市場の得意分野は「商品幅の広さ・豊富さ」である。そこもまた個人店の集まりであるからこそである。

ただしAmazon(非Prime)、楽天市場ともに送料無料の商品もある。が・・・

非PrimeのAmazonの買い物でも送料が無料となるものもあり、送料が無料であるならばヨドバシ.comと比較したときに引けを取らない買い物できることも忘れてはいけないポイントであるが、無料かどうかを探りながらAmazonを這いまわるくらいなら最初からヨドバシ.comで探せばいいんじゃないかと思う。

Amazon Prime年会費4900円の損益分岐点の計算

ではAmazon Primeの年会費4900円の元を取るにはどうすればいいのだろうか?

そのための損益分岐点を探りたいのだが、損益分岐点というよりは最初からヨドバシ.comで買いものをすれば0円ですむのに考えること自体間違っていることに気づいたので計算はしないこととする。ヨドバシ.com使おう。

通販以外のAmazon Prime特典のために続けるべきか?特典内容のおさらい

Amazon Primeに加入済みの人は通販以外の特典も受けられることをご存知だろう。

その特典でヨドバシ.comとの差を埋めることができるのだろうか?続いてはAmazonPrimeの特典について検証してみよう。

私もいくつか実際に利用して経験があるのでそれと合わせて検証したいと思う。

Amazon Primeの特典一覧

・Kindleオーナーライブラリー

→Amazon Kindleを持っていれば特定のkindle書籍の中から毎月1冊無料でもらえる。ただし本当に限られた本しかない上に、アダルト本ばかりなので使い道が個人的には謎。欲しい本は一冊もなかった。

・Prime reading

→上記とは別に定められた本の中から読み放題。これもまた限られた商品となっており、もっと多くを読み放題対象にしたい場合はkindle Unlimitedと呼ばれる月額980円のサービスに加入の必要がある。とりあえず何か読めればいい人はkindleの購入と合わせて使えると思う。

・プライムワードローブ

→対象の衣類やファッション品を決済前に配送してもらい、気に入った商品だけ購入できるシステム。気に入らなかった商品は試着後無料で返品OK。特に通販ではサイズ感が分からないため靴を3サイズ同時に取り寄せてぴったりのサイズだけ購入した経験がある。通販ならではの低価格で試着できるのは良いサービスだ。

しかし、私のくさい足で履いて返品した靴はどうなったのだろうか?が疑問である。

・プライムビデオ

→いわゆる動画見放題サービス。huluやNetflix等に比べるとラインナップは限られているため率直に言えば価格なり(無料でここまで見れれば大したもの)。クレヨンしんちゃんやミニオンズシリーズなども含まれている部分は評価できる。

・Prime Music

→プライムビデオのように対象曲100万曲の中から聞き放題となる。ラインナップは古い曲などがメインで、新作や人気作は別途月額費がかかるAmazon Music Unlimitedというシステムで展開中である。一つのアーティストを取っても限られているため不自由な体験でしかなく、結局Goolgle Play Musicへ加入した。

 ・会員限定先行タイムセール

→数量限定のタイムセール商品に対してPrime会員だけ先行して購入を開始できるシステムである。私自身、欲しい商品が無く、買ったことはない。

・Prime Pets

→Prime会員になり、買っているペットを登録することで

「対象商品が10%オフ」「定期配送便初回が50%オフ」クーポンを利用することが可能。

・おむつ+おしりふき割引

おむつ・おしりふきを定期便(同じ商品を指定の月毎に配送する)で注文すると15%オフになる。

・Prime Now

→東京都内や大阪市内などの都市部への配送について、対象商品はPrime Nowで配送することで最短2時間で届けることができる。ちなみにヨドバシでも同じサービスを基本無料でヨドバシエクストリームとして実施中。

・バーチャルダッシュ

→Amazonのサイト上にワンクリックで注文が完了するボタンを配置することが出来る。

・Twitch Prime

→Twitchとよばれる別サイトのゲーム(実況)動画配信サービスで特別な機能を使える。Twitch PrimeになるとNintendo Online3+9か月の加入権を無料でもらえるようになる。(2400円相当)

・Amazonパントリー

→食品や日用品をひと箱390円で購入可能。その「ひと箱」が対して大きくない上に390円の送料を払うのであれば西友ネットスーパーなどを使ったほうが何倍もよい。

・Amazonフレッシュ

→生鮮品(肉など)の通販。エリア対象外で使ったことがない。

・Amazon Photos

15GBまでの写真や動画をアップロードできるクラウドサービスで、アマゾンに写真や動画のデータを預けておくことができる。が、Google Photoなら15GBといわず、上限なしでアップロードが可能であるため、結局使っていない。

個人的な総評

Amazon Primeの特典については使用者の環境によるので一概に良し悪しを断定するのは難しいので私個人としての意見を書かせていただく。

使えるサービスがいくつかあるものの、環境と住んでいる場所を選ぶものが多く、使えたとしても真価を発揮するには別途有償のサービスに加入しないといけないなど、クオリティとしては薄いものばかりという印象を受けた。

Nintendo Online1年間の権利がもらえるTwitch Primeもあるが、年会費4900円の元を取れる金額でもなく、ヨドバシ.comで送料無料を満喫しながらnintendo online12か月券を別途購入する方が安い。

総評としてはこれら特典はあくまで「送料を無料にしようとおもったらついてきた」程度のものでしかなく、主な目的として加入するには内容が薄すぎる。

「Amazon Primeやめたらこれらが使えなくなるけどいいの?」と聞かれれば別に構わないといえるものばかりである。例えばPrimeビデオを目的にするのであればhulu等に980円払ったほうが良い動画体験ができるだろう。

ゆえにこれらがAmazon Primeを続ける理由にはならないと判断した。

しかしながら、あなたにとって便利で年会費4900円を払ってでも使う価値があると判断できるのであればAmazon Primeへ加入するのも良いだろう。

やっぱりヨドバシ.comが最強ぽい

以上より、Amazon Primeの特典を得と認識できない私にとってはヨドバシ.comが最強だという結論に至った。

ヨドバシゴールドポイントカードプラスっていうクレジットカードは審査落とされたけどね。

それ抜きでも通販はヨドバシ.comでやっていこうと思う。