フレッツ光の解約金は?損せずネットを乗り換える方法
西と東で違うフレッツ光の違約金・解約金
フレッツ光は、NTT西日本と東日本で違約金が大きく変わります。
西日本ではeo光が大きな勢力となっていたり、auひかりが独自の回線を持っていたりするため、NTTの違約金は東に比べて高めです。西日本の方にとっては「auひかりが独自回線を持っている」というのが当たり前に感じるかもしれませんが東日本ではauひかりもNTTの回線を利用しています。NURO光という回線もあり同じくNTT回線です。フレッツ光を辞められてもある程度の収入を見込める形になっており、NTTも違約金にシビアではない状況です。
フレッツ光 東日本違約金
東日本の中でも、さらに戸建てタイプとマンションタイプで分かれ、戸建てのほうが高くなります。
戸建て | マンション | |
にねん割 | 9500 | 1500 |
工事費(最大) | 19440 | 8208 |
プロバイダ | 5000 | 5000 |
合計 | 33940 | 14708 |
*申し込み時期や、オプションにより変動 |
「にねん割り」は、申し込まないと月額が今の倍近くになってしまうオプションなので大体申し込んでいるものです。
「工事費」に関しては、契約中に分割して払うものですが、解約時の残額を一括で支払うことになります。上記はその最大額=一回も支払っていない場合の金額を掲載しています。
他、ひかりTVやフレッツテレビもプランによっては1万前後の違約金がかかる可能性があります。
フレッツ光 西日本違約金
西日本に関しても戸建てとマンションで金額が変わります。
戸建て | マンション | |
もっともっと割 | 30000 | 10500 |
工事費 | 19440 | 8208 |
プロバイダ | 5000 | 5000 |
合計 | 54440 | 23708 |
一番の違いは「もっともっと割」の違約金です。
西日本では「フレッツを継続して使えば使うほどお得になる」というプランをメインにやっており、価格で優位なeo光への対抗策をとっています。
そのプランの違約金が東日本の「にねん割」に比べて非常に高価な上に、更新をする度に一旦違約金が上がります。
from 光もっともっと割(料金サービス)対象サービスの月額利用料・解約金等について
「違約金がそこまで高いのであれば、解約せずに続けておくか」という気持ちにさせるための金額設定だと思われます。
ただしコラボ光への乗り換えの場合は違約金不要
「コラボ光」への乗り換えの場合は違約金はかかりません。
NTTに転用支払う手数料や、新規加入手数料、合わせて5000程度で切り替えが可能です。
コラボ光とは「ドコモ光」や「Softbank光」「OCN光」などのことであり、フレッツ光から転用して利用できる回線のことです。
ただしauひかりは含まれません。NTT回線を使う地域もあるのに、なぜ転用扱いにならないのかはなぞですが。
違約金は高いが、各社、新規契約には躍起
このように東日本にしても西日本にしても、解約金は安くはありません。何万円とかかってきます。
ある意味、NTTから他社へ流れないための作戦でもあります。
他社にとっては、違約金が高いからと新規契約者が獲得できないというのではあれば経営ができません。
そこで出てくる飛び道具が「キャッシュバック」です。
オプション(ネット回線を使った固定電話サービス=光電話や、リモート操作によるパソコン不具合のサポートなど)に申し込むか否かでキャッシュバックの金額は変わってきますが、平均で2万~6万のキャッシュバックを行っているところが多くみられます。
フレッツ光からの乗り換えを考えているけど、契約から2年経っていないので違約金が何万もかかる場合や、違約金はかからないけど、せっかくならキャッシュバックをちょっとしたお小遣いにしたいという方は、せっかくくれるというのですから、ぜひ活用したいところです。
キャッシュバックをやっているサイト
実際にあなたにキャッシュバックを支払うのは、例えばSoftbankやOCNではなく、それらを獲得することを生業とした代理店です。例えば代理店がSoftbank光を獲得したら、ソフトバンクは代理店に数万円の成功報酬を支払う契約になっており、代理店はお客さんに申し込んでもらえるように、その一部をキャッシュバックとして大々的に広告を売っているのです。
下記に挙げるサイトはそれぞれインターネット獲得のための代理店です。なので同じ銘柄のインターネットでも代理店によってキャッシュバックルールも違うし金額も違います。インターネット獲得のため(逆に、申し込むのはどこからでも同じインターネットなので基本使用料などは変わりません。)何かを買うときに一番安い店を探すように、キャッシュバックがなるべく多く、条件のいい代理店を通して申し込むのが得策です。
私で厳選したサイトを下記に挙げます。基準としては「キャッシュバックが高いところ」かつ「条件オプションが少ないところ」を厳選しました。キャッシュバック多くても、条件オプションで月額費用が高額な場合もあり、それでは高額キャッシュバック意味がありません。
auひかり
株式会社レジェンド
金額:戸建て75,000円、マンション45,000円と非常に高額。調べでは最高額。
特徴・条件:指定のプロバイダとひかり電話を同時に申し込むことと非常に緩い条件で可能です。唯一厳しいのは8カ月以上使うことが条件のため、実際にキャッシュバックされるのはそれ以降ということになります。
株式会社ジェイ・コミュニケーション
金額:35,000円
特徴・条件:どのサイトよりもキャッシュバックが早く、金額も高い。上記株式会社レジェンドがオプション付きで8カ月目以降のキャッシュバックなのに対し、こちらはオプション一切不要!キャッシュバックも翌月!フレッツ光の解約金とのリアルタイム相殺が可能なタイミングでのキャッシュバックです。
さらに上記と同様のオプションであるひかり電話に加入することでキャッシュバック金額が42,000円になります。
戸建てタイプの場合レジェンドのほうが金額が高くなりますが、マンションタイプや、キャッシュバックが早いほうがいいのでであれば総合評価では高いでしょう。
Softbank光
株式会社ネットナビ
金額:22,000円
特徴・条件:Softbankから直接還元の10,000円商品券と合わせて32,000円。オプションも一切不要で最短翌日にキャッシュバックと調べでは最強です。
ただし、転用は対象外です!1万円の商品券のみですのでご注意を。
その他・コラボ光系はここにお任せ
株式会社ネットナビ
金額:10,000円
特徴・条件:Softbank光で紹介したネットナビ。その他のコラボ光でも1万円のキャッシュバックを最短翌月にキャッシュバックと最強クラスです。
ドコモ光・Jcomはキャッシュバックを用意した代理店はありません。
ドコモ光の場合はドコモショップや家電量販店でキャッシュバックをやっているのを見かけたことがあります。Jcomに関してもJcomショップや家電量販店でキャッシュバックをしている店舗があります。
なるべく地域で大きな店舗に行くようにしてみてください。
まとめ
長文にお付き合いいただきありがとうございました。インターネットの乗り換えは違約金がかかる場合もあるものの、うまくやればお小遣い稼ぎになります。人によっては二年毎に必ずネットを乗り換える人もいるくらいです。
うまく活用してみてください。